経費削減

記帳代行の契約書のひな形はコレ!内容や注意点もチェック!

更新日:2023.11.09

この記事は約 3 分で読めます。

記帳代行にあたり契約書が必要!
作成方法がわからない!
そんなお悩みはございませんか?本記事では「記帳代行を依頼するときの契約書の雛形を4つ」紹介しています。
テンプレートとして使えますのでぜひチェックしてみてください。

→ダウンロード:マンガで分かる!インボイス制度開始後の「隠れ課題」とは?

そもそも記帳代行とは、帳簿作成業務を代行して行うことです。
一般的に税理士や会計事務所が行っていることが多いようです。ただ、近年増えている記帳代行サービスを業務としている会社に依頼することも可能です。
記帳業務は、平成26年から義務化されました。今回は、記帳代行の契約書を作成するときの注意点についてもご紹介します。

マンガで分かる!インボイス制度開始後の「隠れ課題」とは?

記帳代行のメリット

自社で社員を雇うよりも、人件費削減できるメリットがあります。人員削減などで、経理担当者が不在になった場合や、起業まもない会社であれば、記帳代行サービスが便利です。

記帳代行のデメリット

ただ、必ずしも記帳代行はいいことばかりではありません。なかには、違法な業者が混じっていたり税理士がいない業者も少なくありません。違法業者に捕まると、会社の情報が他所に流れるなどのデメリットも。税理士がいないのに「税務申告まで請け負います」という違法行為を行っている会社もあるので、注意しましょう。
引用:https://www.freee.co.jp/kb/kb-accounting/what-is-bookkeeping/

記帳代行を外部に依頼する時の契約書は?

仕事を外部に委託する場合は、かならず業務委託契約を交わします。では、記帳代行を外部に依頼する場合も契約書は必要になるのでしょうか?実は、契約書がなくても契約自体は成立します。ただ、契約書を作成して文書化することで、後々のトラブルを防止することができます。
口頭だけだと、あとで「これは言った」「言ってない」と揉めることがあります。きちんと文書に残すことで、トラブル防止に繋がります。

記帳代行サービスを使用する際に使える、契約書ひな形4選!

次に、記帳代行サービスを使用する際に便利な契約書ひな形を無料でダウンロードできるサイトをご紹介します。それぞれの用途にあわせて特徴が異なりますので、ぜひ使用用途にあった様式を使用して下さい。

1.日本税理士連合会

日本税理士連合会は税理士に代行を依頼する方向けのサイトだけあって、税務書類及び決算書類作成、税務調査立会い報酬の項目などさまざま。「税理調査」など、税理士に依頼した時ならではの項目が揃っています。税理士に経理代行をお願いする際におすすめです。

引用:公式サイト
ダウンロードはこちら

2.supoon

すぐに使えるビジネス文書を無料でダウンロードできるだけでなく、ビジネスフリマで新しい取引先を見つけることができるサービスも行っています。supoonの契約書が他と違うのは、経済事情において月額金が支払えない時について変動できるなどの項目がある点です。
月額の報酬額についても細かく契約書に書けるので、よりお金のやり取りで揉めたくない方に最適です。記帳代行ならぬ、他にもさまざまな業務代行を検討している人に便利です。

引用:公式サイト
ダウンロードはこちら

3.e.総務.com

業務委託契約書だけでなく、秘密保持契約書、事務契約書など内容にあわせて豊富な様式が揃っているのがe.総務.com。業務契約書とあわせて「秘密保持契約書」など、記帳代行の他にも委託者と契約したい時に便利なサイトです。
e総務の業務委託契約書の項目には、書類遅延時の対応についても細かく書かれています。書類のやり取りでトラブルを防ぎたい方にオススメです。

引用:公式サイト
ダウンロードはこちら

4.株式会社 バックオフィス

他の契約書と比べて、シンプルで細かい欄がないため簡単に書類を作成することができます。すぐに契約書をササッと交わしたい時に便利な書式です。シンプルですが、月額の報酬や秘密保持義務など重要項目についても触れています。

引用:公式サイト
ダウンロードはこちら

記帳代行の雛形を作成する際に注意する点や気をつけるべき点

記帳代行をする時は、契約書に秘密保持義務について明記しておくことは必ずしもありません。ただ、記帳代行をフリーランスに依頼する場合、資格を持っていない人が業務に携わる可能性も少なくないようです。そのため、秘密保持義務について明記しておくと、情報漏れリスクの軽減につながります。

記帳代行に必要な項目は3つ

記帳代行の契約書を作成するには、最低でも以下の項目が必要です。とくに契約期間と報酬は、もっとも揉めやすい項目です。しっかり確認しておきましょう。

契約期間

記帳代行は一般的に、1ヶ月単位の契約が多いようですがサービスによってはプラン次第で変わることもあります。契約書を交わす時に、契約期間を確認しておきましょう。

報酬額

一般的に、記帳代行の料金は仕分けにより異なります。また、支払期限や支払い方法(月末締、翌月末振込が一般的)も記載しておくと、後々トラブルを防げます。

資料の提供、および責任

記帳代行には、資料提供を要することも少なくありません。資料提供の不足、遅れによって業務が滞った場合の責任は依頼者が負担するように記載しておきましょう。

オススメの2つの記帳代行サービス

次に、記帳代行におすすめのサービスをご紹介します。

1.名古屋経理・給与代行サービス

コスパの良さが魅力なのが、こちら。月980円~で、毎月、領収証、通帳のコピー、請求書 などをお預りしてその取引記録を会計ソフトに入力するところまでを代行してくれます。
部門別の記帳や、証憑をファイリング、予算管理、資金繰りの管理、経営レポートなどをご希望の方にはオプションサービスで対応可能です。
引用:公式サイト

2.freee記帳代行サービス

確定申告で有名なfreeeeでも、領収書や通帳の画像データから記帳代行してくれるサービスがあります。人を使用しないため、他の代行サービスよりもコストカットできます。
引用:公式サイト

まとめ

記帳代行は、契約書がなくとも正直契約は可能です。ただ、報酬や契約期間などに相違があった場合は口約束だけではトラブルの元にもなりかねません。トラブルを未然に防ぐためにも、契約書は必ず用意しておきましょう。
契約書を用意する際は、上記で紹介したサイトで無料でダウンロードすることが可能です。必要事項を記入し、印刷して押印すれば簡単に業務委託契約書を作成することができます。契約で最も重要なのは、互いの同意を得ることを記録しておくことです。記帳代行を外注する際は、あわせて報酬、契約期間についても考えておきましょう。
経理代行 サービス』についても詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。

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